学生時代について
── はじめに、エンジニアになろうと決めた理由を教えてください
採用活動で大学に来ていた先輩から、実際に行っている仕事の内容について紹介していただいたこと、また、通信工学の授業で電話交換の進化(通話しようとする人の電話線を相手方の電話線に接続すること、以前は手動で行われていたが現在は自動化)について実物を見ながら話を聞いて、ライフラインに関わるプログラムに興味を持ち、ソフトウェアエンジニアの仕事に就こうと決めました。
仕事について
── 入社してからこれまでどのような仕事を担当されてきたんでしょうか。
主に電力企業のシステム開発を行ってきました。上流工程から下流工程まで一通り携わってきました。最近ではプロジェクトマネジメント(進捗管理や品質管理、リスク・課題管理など)の仕事が多くなっています。また、仙台営業所のマネジメントも行っています。
── 大学でも少しプログラミングを勉強されていたということですが、大学で習うプログラムと実際に仕事で書くプログラムとで違いはありましたか?
私の場合は違いましたね。会社で書くプログラムは実際に動くものを作りますが、学生の頃はこういう理論で計算するとこういう計算ができるはずだとかそういうものだったので、ちょっと毛色が違ったかなというのはありますね。
── 仕事をしていて印象的だったエピソードはありますか?
嬉しかったことで言うと、苦労して開発したシステムに対して、お客様から「使いやすい」「うまくできてる」など喜んで使っていただけたことを知ったときはいつでも嬉しいです。同時に、次はもっと喜んでもらえるものを開発したいとモチベーションも上がります。
── 逆に苦労したことや辛かったことは?
何度もリスケジュール(最初の予定や計画を組みなおすこと)しているプロジェクトに途中参加したときがありました。機能要件(導入予定の機能)が未確定でスケジュールも余裕なしといった状況だったので、開発エリアは1日20時間勤務でした。今このような勤務をしていたら指導では済まないといった状況ですね。もちろん今はありませんが。
その分、サービスが開始できたときは嬉しかったです。当時は「業界初のシステム」などとプレス発表もされて、問題プロジェクトでしたが、苦労したことは次のプロジェクトへの肥やしになります。
── 管理職として、社員をマネジメントする上で心がけていることはありますか?
緩める、締めるのメリハリをつけることを心がけています。仲良しだけでは仕事はできないと思っているからです。また、コミュニケーションを取ることも心がけています。仕事の話だけでなく、雑談から性格などを理解することも必要だと思っています。
会社について
── 仙台営業所の雰囲気や魅力について教えてください。
作業場所は基本的にお客様の開発エリアでの仕事となります。年齢やチームごとの隔たりもなく、和気あいあいとしています。私はどちらかというと腰が重いタイプなんですが、フットワークの軽い社員もいて、「チームでやっていきましょう」と言ってくれるので、これからもどんどん発展できるんじゃないかと思っていますね。
── テクノプランならではの良さはどのようなところにあると考えていますか?
ならではというと難しいですが…社員が自立して作業をするという意識でいるところでしょうか。